妊娠生活あと2ヶ月というところでアクティブバースという考え方に出会いました。
アクティブバースとは
アクティブバースとは、医療介入を極力抑え、妊婦さんが主体的に分娩する出産法のこと。医師や助産師はあくまでサポートする立場と考えます。「アクティブ」、つまり「積極的」ということ。自分が産むんだ!と自覚して、妊婦さんが積極的に情報を収集し、選択し、自分流のお産を目指す、ということです。
自然分娩希望の妊婦さん全員にアクティブバースを勧めるたった1つの理由 | mamanoko(ままのこ)
ということのよう。
出産に対する姿勢について、考え方が変わりました。
出産に対して受け身だった
正直、1人目も今も、受け身だったというか、産院で「順調です」と言われるがままそれを信じてただ妊婦健診に行く、という感じでした。完全に受け身でした。
また、里帰り前も里帰り後の産院でも、帝王切開についてとか、妊娠中の生活に対する指導などは何もありませんでした。病院行ったら尿検査、採血、エコー、のみという感じ。これが当たり前だと思っていました。
能動的な出産
今回、トーラック(ブイバックに挑戦すること)しようとしています。
※ブイバック:帝王切開後の自然分娩
アクティブバースについて、自分が出産するという意識を持って、情報収集したり身体を手を動かす、能動的な出産という解釈をしました。
前回緊急帝王切開になったのですが、事前になにも聞いていなかったため、よく考えもしないままの判断でした。事前に色々と聞いたり調べたりできていたらもっと違ったかもしれない。今更タラレバ言っても仕方ないんですが、そんな風に思うようになりました。
帝王切開というのは麻酔もかけますし、開腹するのですから事は重大です。また帝王切開に大小の合併症が発生するのも事実で、その施設の方針に従えば今回の帝王切開次のお産はどうなるのか、再帝王切開ならば危険性も2~3倍になる事を十分に説明を受けて初回の予定帝王切開を受けるべきです。
緊急帝王切開だったので仕方ないのかもしれませんが、何の知識もなく、ただその時の痛みから早く解放されたい一心だったな。。こんな風に書いてあるのを見ると後悔するばかりです・・・
どうしても自然分娩!と、こだわっているわけではないのだけど、あまりにも無知だったことを悔やんでいます。できることがもっとあったんじゃないかなーと。
そこで、あと2ヶ月で自分にできることってないだろうかと色々調べる中で、アクティブバースという考え方にたどり着きました。
↓こちらの産院に載っている体験談が、まさに私!?と思うくらい似ていたため、思わずこちらの産院のホームページをすみずみまで読みました。
初産は非自然出産で帝王切開、2回目は自然出産 | 日浅産婦人科医院
前回は、妊娠中何も問題が無く、順調だと言われていました。だから、診察を受けるといつも「はい!順調です」という事でした。その時は、私は県外にいたので、里帰りで、また違う病院、近くの病院に行っていて、そこでも、「順調です」といつも言われていました。
病院の方から何も言わなければ、順調ですと言われたら、お産も順調に出来るんだと思いますよね。でも、そのあたりの安産指導が大切なんですね。
安産指導とは
体験談を読み、安産指導ってなんだろうと調べました。安産指導なんてワードもはじめて聞きましたし、今まで安産のために産院からなにか指導を受けたことって、ほとんどなかったんです。転勤や里帰りも含めて、1人目のときから合わせると何件もの産院にお世話になっていますが、「体重増えすぎないよう」にとか、そのくらいでした。
こちらの産院では、妊娠中に出産しやすい身体づくりを、徹底的に指導してやっていく、というようなスタイルをとっているようでした。
ヨガ、骨盤底を開くための運動や、パートナーとのセックスなどなど。やったらいけないんだと思い込んでいたし。。
他の方の体験談を読んでも、1人目の出産に疑問を感じて調べてたどり着いたっていう方がたくさんいました。
ほとんどの病院で安産指導が行われていない現実をなんとか変えなければ、と願いながら我々は一所懸命にお産に取り組んでいます。ですから貴女のような体験者がどんどん主張していかなければ、今のお産は絶対に変わりません。
この病院のスタイルが100%正しいのかは私には分からないですが、少なくとも、私がいままでお世話になったどの産院よりも妊婦さんに寄り添ってくれている病院なんだろうなって感じられました。こちらの病院は人がとにかく多いから、とにかくまわすっていう雰囲気が伝わってきて、検診も一瞬で終わることがほとんどでした。でもそれが当たり前だと思ってた。
こんな病院もあるんだと、今更だけど気づきました。
もちろん安産指導などなく、それでも普通にポンっと産める人もたくさんいるけれど、出産するのは自分だし出産に対しての姿勢、考え方が変わったという点でこの産院のホームページに書いてあることはまさに目から鱗でした。
やっぱりこういうことって必要だったんだなって私は納得できました。
もっと早く出会いたかった〜。
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