2歳の息子、おかずばっかり食べる。それもひとつずつ。
いわゆる「ばっかり食べ」ですね。困った。最後にいつもご飯が残る。
口中調味
息子の保育園の献立表に書いてあり知りました。
口中調味をして食べれるように促していきます、と。
ご飯とおかずを一緒に口にいれて、口の中で混ぜ合わせながら食べることを「口中調味」と呼ぶそうです。
これは、古くからの日本独自の食べ方です。最近では欧米型食文化のおかずばかりを先に食べる、「ばっかり食べ」をする子供がみられますが、口中調味には、ご飯の量で味を調整して濃い味に慣れない、脳を活性化させる、などの利点があるようです。
日本独特の食文化
口中調味は日本独特の文化だった!?
日本人の特徴的な食べ方に、「口中調味」がある。味つけのない白いごはんを、口のなかで咀しゃくしながら他のおかずで味つけをする。
「口のなかに入れた食物の咀嚼を途中で止めたまま、口を半開きにしておいてそのまま次の食物や液体を放り込むのは、けっこう微妙な運動神経を必要とする作業です。(中略)そもそも彼らにはそんな高等な技術を要する芸当はやれと言われてもできないのです。欧米人は、ほぼ例外なく、できないと断言してよいでしょう」(集英社新書『食卓は学校である』より)
衝撃!
意識してないけれど、普段の食事って、日本独自のものだったんですね。
そもそも欧米の方達にはやろうと思ってもできないと。
当たり前すぎてどういうことか分からないですけど!
最近ではどうしても欧米の食文化の影響か、ひとつのものばかり食べる「ばっかり食べ」をする子が多く、口中調味力が落ちていると言われているそうです。
私なんかは同じもの食べ続けるのって飽きるから、自然と色んなものをちょいちょい食べますが、今の子どもたちはまた違うんでしょうか。
口中調味(口内調味ともいうみたい)は下品だという意見もあるようです。。
食べ方、ということですよね。
どんな食べ方をしていても箸の持ち方だったり、食べているときの音だったり、お茶碗のご飯粒だったり、たくさん残したりこぼしたり、汚い食べ方をすれば下品だし、綺麗に食べていれば口中調味も気にならないと思います。
私も箸の持ち方や、お茶碗のご飯粒をきれいに食べること、かなりうるさく言われて育ってきました。ちょっと箸の持ち方が悪かったら手を叩かれていました。
その結果、現在他人の箸の持ち方や、ご飯の食べ方が、気になってしょーがない!
息子にも、きれいにご飯を食べれるように教えていきたいと思います!
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